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農業×ネット

冬の農作業を“マーケティングの時間”に変える方法

結論:冬ほど「農家がマーケティングに集中しやすい季節」はありません

冬に関わらず、農閑期こそ農家にとって「長期的な資産に繋がるマーケティングの領域」にリソースを注ぐべき時期はありません。

その理由としては、

  • 手が空く時間が多い

  • 体を動かす作業と、頭を使う作業が分離できる

  • 繁忙期のような“緊急対応”がない

  • SNS・LINE・SEOが一番伸ばしやすい

実は、私自身も冬の時期に公式サイト、公式LINEの立ち上げやSEO対策、オンライショップの整備をしてきました。

農家にとっての冬は「売上準備のゴールデンタイム」とも言えるでしょう。

冬は「農家が最もマーケに集中しやすい季節」である

農家と話すと、みんな口を揃えて「冬は時間がある」と言います。

冬は収穫などのプレッシャーがなく、“考える時間”がもっとも確保しやすい時期。

だからこそ…

  • 記事を書く

  • 写真を撮りためる

  • LINE導線を作る

  • ECサイトを整える

こうした「売れる仕組み作り」は冬に着手し、一気に形としてしまうのが良策。

冬に取り組むべき“3つのマーケ領域”

冬にやるべきことは、3つに絞ることができます。

① 公式LINEの整備(導線・ステップ配信)

冬はLINE設計に最適。

  • 挨拶文

  • リッチメニュー

  • セグメント

  • 農繁期に自動で売れるステップ配信

これを冬に作っておくと、繁忙期に効果的に販売していくことができます。

② SEO記事の仕込み

(春〜夏に検索されるテーマを書く)

農家の記事は、季節検索×品種検索×栽培課題が伸びます。

ぶどうの場合:

  • ナガノパープル 剪定

  • クイーンルージュ 摘粒

  • ぶどう房作り コツ

  • 直売所 売れるPOP

  • 農家 ECサイト 作り方

SEO戦略は、短期ではなく中長期的に効果を発揮してきます。

結果が欲しい時期から逆算して、記事を投入していくことが重要です。

③ ECサイト改善(写真・商品説明・回遊導線)

特に冬に見直すべきは、写真・導線・ストーリー

  • 商品ページの情報量UP

  • 写真の統一感

  • 商品説明の「買う理由」

  • 回遊させるリンク

ECは、冬の準備で9割決まると言っても過言ではありません。

農家が冬にやるべき「実践ステップ」

ここからは、冬にやるべきことを実際の作業テンプレで整理します。

STEP1:売れる作物・売れる理由を棚卸し

例:ぶどう農家

  • ナガノパープル → 稀少性

  • クイーンルージュ → 味とブランド力

  • シャイン → 安定した人気

売れる理由が言語化できれば、マーケティングは一気に楽になります。

STEP2:年間カレンダーを作り販売ピークから逆算

例(ぶどう農家):

  • 収穫:8〜10月

  • 露地管理ピーク:5〜7月

  • 冬作業:11〜2月

冬に作るべきは、

  • LP

  • LINEステップ

  • SEO記事

  • EC商品ページ追加

売れる準備は「逆算型」で行います。

STEP3:LINE導線の作成

冬に必ずやるべき3点:

  1. LINE挨拶文

  2. リッチメニュー

  3. 自動ステップ配信

これがあるだけで、農繁期は安心してやるべき作業に集中できる環境を作ることができます。

STEP4:SEO記事を3本だけ書く(テンプレ付き)

テンプレ:

①結論
②理由・根拠
③栽培の例
④失敗例
⑤テンプレ
⑥まとめ

STEP5:ECサイトの商品ページを強化する

写真のチェックポイント:

  • 主役(果実)が大きく写っている

  • 色が暗くない

  • 手に持ってサイズ感を出す

  • 加工品は“使用シーン”を撮る

商品説明:

  • 味の特徴

  • 栽培のこだわり

  • 生産者のストーリー

  • おすすめの食べ方

  • 保管方法

この5つを書くと購入率の向上に繋がります。

実例|実際に私が冬に行ったマーケティング施策

EC売上が伸びた理由

  • 冬に商品ページを書き直した

  • 写真を統一した

  • ストーリー追加

SNSが楽になった理由

  • 冬に“投稿の型”を作っておいた
    → 農繁期は写真を撮るだけで投稿できた

冬のマーケティングが失敗する3つの原因

① 作業が“点”で終わる

記事1本
写真1枚
メッセージ1通

これでは意味がありません。

初めのうちは質ではなく、とにかく量を意識してリソースを注ぎましょう。

② 農繁期に発信が止まる理由

冬に仕組み化しておかないと、農繁期にSNSが止まり売上への導線も滞ってしまいます。

③ “思いつき”で動いてしまう

マーケティングは設計が全てです。

思いつきではなく、戦略的な設計で売上向上を実現しましょう。

今日からできる「冬のマーケティング・テンプレ」

テンプレ①:LINE設計テンプレ

  • 挨拶文

  • リッチメニュー

  • ステップ配信3通

  • 商品LPリンク

  • 投稿テンプレ

テンプレ②:SEO記事テンプレ

  1. 結論

  2. 農家の悩み

  3. 栽培例

  4. 失敗例

  5. 対策テンプレ

  6. まとめ

テンプレ③:EC改善テンプレ

  • 商品写真5枚

  • 味の特徴

  • 作り手紹介

  • サイズ感写真

  • 保管方法

  • Q&A

チェックリスト|冬にやるべきこと20項目

  • LINE挨拶文を整える

  • リッチメニューを作る

  • SEO記事3本

  • ECの商品説明を書き直す

  • 写真をまとめて撮影

  • SNS投稿テンプレを作る

  • 年間販売計画を作る

  • ターゲットを再設定

  • 回遊導線を整理

  • 直売所POPをリニューアル

  • LPを作る

  • ブログを整理

  • Instagramのハイライト整備

  • プロフィール改善

  • 収穫のLP改善

  • Q&Aページ作成

  • お客様の声を追加

  • 口コミ導線を作る

  • リスト集め施策の設計

  • 春からの動線を最適化

よくある質問(FAQ)

Q1:冬作業が忙しくても続けられる?

→ 1日1時間を継続することが重要です。

Q2:スマホだけでできる施策は?

→ LINE整備・SNS投稿・商品説明の下書きはすべてスマホで可能ですが、より本格的に取り組むためにはパソコンがある方が望ましいです。

Q3:何から始めればいい?

LINE整備 → EC改善 → SEO記事の順が最速。

最後に:冬の“1日1時間”が夏の売上を決める

冬は、農家にとってマーケティング基盤を最も伸ばせる季節です。

  • 見込み客を集まる

  • 仕組みを整える

  • 写真を揃える

  • 記事が書ける

あなたの売上は、この冬の“1時間の積み重ね”でほぼ決まると言っても過言ではありません。

あなたにとって、マーケティングの長期的な基盤となるネット販売基盤を築いていきましょう。