※この記事は、農家・生産者向けの「ネット販売・EC化」に関する内容です。
農家が直販を伸ばすとき、最も見落とされているのがGoogleビジネスプロフィールです。
「Instagramは頑張っている」
「Xで発信している」
「オンラインストアを作ってみた」
そういう農家は多いですが──
Googleプロフィールを最適化している農家はほぼいません。
しかし現実には、Googleプロフィール(Googleマップ)は地域ビジネスで最強の集客媒体です。
しかも、農業もGoogleプロフィールと“恐ろしく相性が良い”。
本記事では、就農1年目から平均以上の売上を達成した私が実践している農家専用のローカルSEO戦略を全て解説します。
なぜ農家こそGoogleプロフィールが必要なのか?
理由は3つあります。
① 「地域 × 農園」の検索はすべてGoogleで行われている
お客様は農家をどうやって探すか?
答えは一つ。
Google検索とGoogleマップです。
ぶどうを例に、実際に検索されているキーワードを見てください。
- 「松本市 ぶどう」
- 「松本市 ぶどう直売所」
- 「長野 ぶどう 農家」
- 「ナガノパープル 直売」
- 「シャインマスカット 農家」
これらは旬の時期が近くなってくると毎日検索されています。
つまり、Googleプロフィールを整備していないということは、“探されているのに表示されていない農家” が圧倒的に多いという事実を意味しているのです。
② Googleプロフィールは“無料で使えるホームページ”だから
GBPは無料なのに、
- 営業時間
- 写真
- 農園紹介
- 投稿
- 商品
- クチコミ
- 地図
- 電話
- サイトリンク
をまとめて表示できます。
農業に関わらず、インターネットが普及した現代においては「365日働く自動集客装置」 のような存在です。
③ 洗練されたサイト × 充実したGoogleプロフィールが最強の導線になる
公式サイトをしっかりと整備することでgoogle検索でも表示されるため、
Googleマップ
→ 公式サイト(ファン化)
→ LINE(信頼)
→ 購入(販売)
この直線ルートが完成し、毎日自動的に新規顧客が入ります。
実は農業ほどローカルSEOで勝ちやすい理由
① “競合が弱い”
要因は多々ありますが、ライバルが少ないというのが最も大きな理由になるでしょう。
農家はデジタル化が圧倒的に遅れているため、ローカルSEOを最適化している人はほぼゼロ。
あなたが整えた瞬間、地域一位を取れる確率が非常に高い。
② 写真の品質が高く評価される
Googleは写真を評価します。
農家の写真(ぶどう・畑・作業)は
一次情報の宝庫。
- 美しさ
- 誠実さ
- 手作業
- 自然
- 季節感
これらが“高評価の要因”になります。
③ “地域×農園”キーワードは非常に強い
Googleは「地域キーワードを重視」しています。
あなたが住んでいる「町、県、地方という枠組み」と「農産物」の組み合わせが強力なローカル軸となるため、検索順位の情報が早くなります。
Googleプロフィール最適化 完全ガイド
ここからは、あなたの農園が“地域で圧倒的に選ばれる”状態を作るための実践項目です。
STEP1:カテゴリ設定(最重要)
Googleプロフィールのランキングはカテゴリ選びで決まります。
あなたが設定すべきカテゴリはこちら:
《メインカテゴリ》
栽培する農産物にあったものを選んでください。
《追加カテゴリ》
必須ではありませんが、付随して選択できるものがあれば追加しましょう。
STEP2:説明文(ブランドの核心を入れる)
説明文はSEO的に非常に重要。
✔ぶどう園さんすけの例
“松本市・安曇野市の山郷で3人の息子と同じように愛情を込めて美味しいぶどうを栽培しています。
ナガノパープル、シャインマスカット、クイーンルージュを中心に栽培しています。
直売・通販・ギフト対応。
栽培のこだわりや最新情報は公式サイトをご覧ください。”
STEP3:写真(農家は圧勝できるポイント)
Googleは写真を非常に重視しています。
そして、農家が強い理由は“現場の写真が一次情報として評価される”から。
必ず入れる写真
□ 圃場の全景
□ 房のアップ(光が透ける写真)
□ 摘粒や誘引など作業写真
□ 収穫シーン
□ 出荷準備
□ お客様とのやりとり(許可ありの場合)
□ 顔写真(最低1枚)
□ ロゴ・ブランドイメージの写真
□ 公式サイトのスクショ
あなたの世界観を写真でしっかりと伝えて、googleビジネスプロフィールでの差別化を図っていきましょう。
STEP4:投稿
投稿は「ミニブログ+ニュース」というイメージ。
投稿内容テンプレ
- 今週の畑の様子
- 生育状況
- こだわり
- 品種紹介
- 直販・予約情報
- 公式サイトへの誘導
- 取り組み紹介
投稿を続けるとGoogleが「活動的な農園」と判断し、順位が上がりやすくなります。
しかし、SNSやLINEでの発信もあるため、どこまで頻度を上げて投稿するかは一考の余地があります。
STEP5:クチコミ(評価を決める最重要指標)
ローカルSEOの順位はクチコミ数×評価×返信で決まります。
あなたがすべきことは3つ:
✔① お客様にお願いする
直販のお礼DMに「Googleへのレビューをいただけると励みになります」と添える。
✔② すべての口コミに返信
返信文はあなたの世界観で統一しましょう。
- 丁寧
- 誠実
- 感謝
- 柔らかい言葉
✔③ 星5に偏りすぎない(自然がベスト)
星4.7〜4.9が理想。
STEP6:公式サイトへのリンク導線を整える
googleビジネスプロフィールからのアクセスは、検索意図が強く即購入に繋がりやすい層。
公式サイトの完成度を高め、googleビジネスプロフィールと連動させてより強固な導線を構築しましょう。
備えるべきリンク
- 公式サイト
- オンラインショップ
- LINE公式(最重要)
LINEへの誘導は
「ローカルSEO→LINE」の最強ルートになります。
STEP7:ローカルパック対策(検索1位を取る方法)
Google検索した時に最上部に出る“地図3つセット”=ローカルパック。
ここに入ると、地域の集客が自動化します。
上位表示のポイント
- 住所の正確性
- カテゴリ設定の最適化
- 写真数(競合より多く)
- クチコミ数
- 説明文の最適化
- 投稿頻度
- 公式サイトの質
- 一貫性(世界観・言葉)
2025年シーズンで当園は、google検索時に常に表示されるポジションを維持しました。
農家が今すぐやるべきGoogleプロフィールビジネス:タスク一覧(保存推奨)
□ カテゴリ設定を最適化
□ 説明文をブランド仕様に変更
□ 写真をアップ
□ 圃場・作業・商品の写真を追加
□ クチコミの依頼導線を作成
□ 全クチコミに返信
□ 公式サイトリンクを設置
□ LINEのQRを追加
□ 収穫シーズンは投稿頻度を上げる
これだけで、地域で“圧倒的に選ばれる農家”になります。
まとめ:Googleプロフィールは農家の最強の集客装置
生産者としてはSNSが主流ですが、地域のお客様は圧倒的にGoogleを使います。
- 自動集客
- 無料で運用
- 写真が強く評価
- 一次情報が勝つ
- 直販が伸びる
- 長期安定
本記事が、あなたの農園と未来の農家のロールモデルになることを願っています。
